天頂と潮汐[評論集]
目次
 1. 二つの大患(平野謙)
 2. 戦争中のこと−平野謙の追悼
 3. 敗戦前の数箇月
 4. 平野謙の住民運動
 5. 破滅もせず、調和もせず(平野謙)
 6. 荒正人を悼む
 7. 「終末の日」(荒正人)
 8. 荒宇宙人の生誕(荒正人)
 9. 「近代文学」と「近代化」−荒正人の回想
10. 荒正人の糖尿病
11. 「使者」と「近代文学」−福永武彦への追悼     
12. 死の連帯感(福永武彦)
13. 《冬の王》の氷柱の傍らで
14. 二つの検査(竹内好)
15. 三つの追悼集(竹内好)
16. 同時代
17. 探偵サムソン
18. 花田清輝の弁証法
19. 平田さんの想い出
20. 追悼 対馬忠行
21. 谷丹三のこと
22. 阿波根宏夫のこと
23. 「近代文学」と戦後文学の自前性
24. 『「近代文学」創刊のころ』のこと
25. 批評家と小説家
26. 第一の書、『不合理ゆえに吾信ず』
27. 「難解」な文章
28. 準詩集
29. ドフトエフスキイへの感謝と困惑
30. 残された霊妙な世界−『ファウスト』第二部
31. 歴史の断面
32. 古い記憶
33. 戦争中の中野時代
34. 戦後の欠落部
35. 中野重治とのすれちがい
36. 大岡昇平
37. マラソンゴール到達−大西巨人
38. 不安の原質−島尾敏雄
39. 吉本隆明における戦後
40. 井上光晴と文学伝習所
41. 核時代の文学の力−大江健三郎について
42. 「妄想」について−高橋和巳
43. 五木寛之
44. 苦渋の探求性−渋沢孝輔
45. 「夜の会」のこと補足
46. 「夜の会」の頃の岡本太郎
47. 深い鎮魂の書−野原ー夫『回想 太宰治』
48. 記憶
49. 生の二重性
50. 逆行のなかの白内障
51. 脳の断面図
52. 着ぶくれしたサンタクロース
53. 熱帯性ものぐさ症
54. 自己療法
55. カメラマン
56. 胎内瞑想について
57. 私の憩う場所−家中、寝そべる、何処でも
58. 「ますだ」の一夜
59. ヴェネツィアの花嫁
60. キャラーフとかぶと
61. 天頂と潮汐 あとがき

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更新日 00/05/19
名前 Hayakawa Yoshiyuki