始まりにして終わり
埴谷雄高との対話
 (著者:白川正芳)
目次
 1. 吉祥寺独語
 ・宇宙の意識
 ・再三の入退院
 ・漱石の「こころ」と「死霊 九章」
 ・「さても誰も知らぬ饗宴へ行くがいい」
 2. ユーレカ、吾発見せり
 ・「死霊 断章」の執筆
 ・特殊を一般化して西洋化
 ・ランボウが始まり
 ・ユーレカ、吾発見せり
 ・「汝自身を知れ」−死んでもほんとは終らない    
 ・大切なシチュエーション
 3. 人間は何になりうるか
 ・ワードオーダーについて
 ・思索のほうはまだまだ
 ・台湾の思い出
 ・思索は無限、そこではっと目覚めた
 ・文学のパラダイムの転換
 4. 心のなかの展開
 ・よく口ずさんだトワイライト
 ・新しい価値判断
 ・全世界の「私たち」
 ・開けども開けども奥がある
 ・台湾航路と遊び
 5. 死を生にすること
 ・今は恐ろしい時代になった
 ・夢の科学と魔物を使うArt
 ・哲学が善に向かう意志
 ・考えというものは実在せざるもの
 ・話によってつくる
 6. 台湾旅行
 ・新竹の風
 ・書けば新しいものになる
 ・人間が象徴的になって
 ・異界の書物
 7. 始まりにして終り
 ・どこにいるのかわからない
 ・最後まで現役作家でいたい

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更新日 00/10/22
名前 Hayakawa Yoshiyuki